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朝顔のスマイル~子どもとワタシの日々の出来事

幼稚園年少1

言葉もそんなに達者にならないまま、3年保育で幼稚園に入園。
園バスはないので、毎日朝も帰りも先生とご挨拶。
年少さん時代は、帰りに1日の様子を引渡しの時に教えてくださる。
入園して間もなくから、先生に帰り、「お家ではどう過ごしていますか?」という質問を、度々されるようになる。
そして「おうちでゆっくり過ごしてください」と言われる。
この質問の意味が、最初はよく分かっていなかった。
でも、先生のおっしゃるように、家でゆっくりと過ごしていた。

その後、その質問の意味が分かった。
幼稚園で興奮しているようだった。
入園前、子どものいる所に連れて行くととても興奮していたので、それは心配していた事だった。

「刺激を受けやすい子だ」そう感じ始めた。

・・・・・・・・・・・・

4歳になったばかりの、年少の1学期ももう少しで終わりという7月の朝。
クラスのある男の子が「お前はダメー!」と、仲間に入れてくれない場面を見てしまう。
別に息子が入れてくれと言ったわけではない。
単に近づいただけでそう言われた。
もう一人の男の子も「だめだよね~」と、同調している。
朝、親も一緒にお部屋に入って、先生にご挨拶。それが習慣。その間に見た出来事。
しかも、「この子もいいんだよー」という女の子の肩をつかんで、
「ダメだよね!!」と、詰め寄る。
おぉぉ~、これが3歳児のすることか?と、ちょっと怖くなる。
でも、先生が、何気なく対処されていた。

ちょうどその日、個人面談だったので、朝の出来事について先生に尋ねてみる。
息子、うまく園で遊べていないようだった。
ただ無意味にお部屋を走り回ったり、それが原因でお友達とぶつかってしまったり。。
お友達の組み立てた物を崩してしまったり。
それが、その「お前はダメ!」と言った男の子の頭にあって、「ダメ」と言ったんではないか?
との事だった。

子どもが他の子から拒否される、親としては辛い場面を見てしまった。下の子妊娠中・・という事もあるんだろう、かなり情緒も不安定になり、結構落ち込んだ。
相当泣いた。
思い出していても相当辛い。
とはいえ、やはりあの落ち込みようは、妊娠の影響は大きかったと今では思う。

そして翌日、今度は前日同調した男の子がワタシに面と向かって、「だめ~」と、笑顔で言ってきた。
辛いなぁ・・とかなり思い、先生に挨拶をしに行き、
「面と向かって言われてしまったんですけど・・どうすれば・・」
と言っている内に、涙がポロポロこぼれてしまった。
年少の1学期は、補助の先生もついていて、その先生にも優しく声をかけていただいた。

同じクラスの、子どもを3人持つお母さんには
「ワタシも一人目の時は、先生の前で泣いたわ~」
と声をかけてもらったり、別の、様子を見ていたお母さんにも「大丈夫?」と声かけてもらったり・・。
その日の午後、先生ともう一度話をしていただいた。
また、すぐに夏休みに入ったのもあって、その「仲間はずれ」も2学期には見られなかった。

でも、そうやって、多動の原因になると思われる事から引き離すようにと、できる事から少しずつ始めることにした。
そして、家でも想像しながら遊べるように、ワタシもなるべく付き合うように心がけるようになった。

幼稚園に入ってから、子どものいる場所に息子を連れて行くのが苦痛になっていた。
幼稚園では4時までの延長保育もやっているが、年少の間は決してそれをお願いする事もなかった。
異年齢の場で、益々息子が興奮したり、他の子の嫌がる事をしてしまうんじゃないかと不安だったから。



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